こんにちは。院長の河村です。
このブログを書いている今の時間、
群馬では雪が降っています・・・。
4月10日ですよ?(笑)
ほとんどの方がノーマルタイヤに
交換していると思います。
積もらないと祈ってましょう・・・
さて、今回の内容は
エナジードリンクについて書いていきます。
エナジードリンクは便利!だけども・・・
ここ最近、エナジードリンクが
若い男女で流行っています。
毎日の残業、勉強に頑張っているなかで、
エナジードリンクは手軽にエネルギー補給が
できますので愛用している人も多いです。
ですが、医薬部外品などの表示がされている
栄養ドリンクに比べて、清涼飲料水として
販売されているエナジードリンクは、
危険が隠れています。
その最も大きな理由が、
カフェインの過剰摂取による影響です。
エナジードリンクを過剰摂取すると・・・
カフェイン中毒になる可能性があります。
カフェイン中毒になると・・
- 吐き気
- 嘔吐
- 手足のしびれ
- 動悸、悪寒
- 意識消失
- 心肺停止
アメリカでは、2012年に14歳の少女が
死亡する事例も発生しており、遺族が
製造会社に対して訴訟を起こしています。
他には、オーストラリア人の男性が
仕事のストレスのせいなのか、
なんと1日5~6本ほどエナジードリンクを
飲んでいて、その結果が舌がでこぼこに
なってしまった例もあります。
エナジードリンクは糖もたくさん
入っているので、その糖の影響も
あると考えています。
とはいえ、海外製品より日本製品の方が
カフェインが少ないとされています。
海外では、470mlサイズのボトルが
平均的な内容量になっており、さらに
大容量の710mlサイズで売られている
製品もも存在しています。
これでは必然的に過剰摂取の
危険性も高まるのは当然ですよね・・・
日本では200mlから350mlの缶を
中心に商品展開が行われています。
値段も海外のものと比べると割高で、
一度にがぶ飲みすることはないのかもしれません。
とはいえ、一般的なドリンク剤が100mlから
120mlの容器で売られていることを考えると、
過剰摂取の危険性は十分にあると考えていくべきでしょう。
※エナジードリンクの100ml当り、
カフェインの量は平均して40~48mgと
なっています。
体重1kg当たり2.5mgのカフェインを
摂取すると中毒症状が現れるとしており
日本人の6歳の男児の平均体重が21kg。
単純計算で52.5mgのカフェインを摂取すれば、
カフェイン中毒の症状が現れる
可能性が高まることになります。
とはいえ・・・
エナジードリンクは適度の摂取なら、
人体には影響はされないでしょう。
アルコールや甘い食べ物も適度に
摂取していても何も問題がないのと
同じです。
ただしアルコールや他の薬剤と同時に
摂取することは予想外の相乗効果を
もたらす可能性も否定できず、
好ましいことではありません。
なにごとも適量が望ましいです。
ぜひ、今一度、見直してみてください。
何かの参考になれば幸いです。