水、きちんと飲んでいますか?

こんにちは。
院長の河村です。

つい昨日のことです。
来院されたクライアント様が、

「先生!このまえ身体が疲れてた時に、
水を飲んだら、疲れが消えたんですよ!」

と元気にお話をしてくれました。

当院に来てくださっている
クライアント様には、水を摂取することを
勧めています。

色のついた飲み物(珈琲、お茶、ジュースなど)は
水分補給にならないので、
真水の摂取が良いのです。

今回は水について書いていきます。
参考になるよう、頑張って書いていきますね(笑)

1日に必要な水の摂取量

まず、人間が1日に必要な水の摂取量は・・・

約1,5リットル~2リットルです。

なぜ、これほどの水の摂取量が必要なのか?
と不思議に思うかもしれません。

それは、唾液、胃液、膵液が一日に
1,5リットル~2リットルほど出てくるので
その分量と合わせていったほうが、
良いとされているのです。

体温の調節

水は比熱(1g当たりの物質の温度を1度上げるのに必要な熱量のこと)の
高い物質で、温まりにくく、冷めにくい性質があります。

水は温度の変化が少ないので、
体温を一定に保つことに役立っています。

夏の暑いときや運動時に汗をかくのは、
体熱の放散によって体内温度の上昇を防ぐためです。

冬でも体温調整には必要になりますので、
可能な限り、常温の水が良いでしょう。

 

老廃物の排泄に必要(デトックス)

水分を含む血液やリンパ液は
体内の物質を細胞まで運びます。

また不要になった老廃物も尿から排泄されます。
なので、水分がすくないと、
体中に栄養運びがスムーズにできなくなる、
デトックスもできずらくなり、
老廃物が体の中に残り続けるのです。

老廃物が溜まりすぎると、
免疫が下がりやすくなり、
風邪をひきやすい、ニキビができやすい、
むくみがとれないなどなど。

あまりうれしくないことばかりですね。

飲み過ぎも注意が必要です

例えば、昨日あまり飲まなかったから、
今日は昨日の分まで飲んでみよう!

一気飲みすればいいんじゃない?
と考える方もあるのかもしれません。

これはちょっと危険です。

水を飲み過ぎてしまうと、
血中ナトリウム濃度が低下し、
様座な症状が出てきてしまいます。

  • めまい
  • 頭痛
  • 多尿
  • 頻尿
  • 下痢
  • 疲労感

などの症状がでてきます。

重症になってしまうと、

  • 錯乱
  • 嘔吐(おうと)
  • 意識障害
  • 呼吸困難
  • 脳浮腫によるけいれん
  • 肺水腫
  • うっ血性心不全

このように、命の危険が
でてしまうのです。

なので、一度に一気に摂取するより、
少量ずつ何回かに分けながら
摂取していけば、安心です。

最後に

水の必要性、参考になりましたか?

最近は、多くの飲料水が出てきています。
何も全く飲むなというわけではありません。

お茶やコーヒーは1日に1~2杯で十分です。
水分補給にお茶や珈琲などは
一切適さないので、体調が良くない、
疲れやすいのなら、今すぐに
水に切り替えてみてください。

体調が一気に戻ります!とは言えませんが、
段々と、回復するスピードが上がりますので
ぜひ試してみてください。

ここまで読んでいただき、ありがとうございます。

あなたの症状改善に最善を尽くし、
お役に立てるよう、精進してまいります。

院長 河村

 

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