整体でパニック障害が治りやすい人と治りづらい人①

こんにちは。院長の河村です。

整体でパニック障害が改善する人もいますが、
なかなか整体だけでは改善が難しいケースもあります

なぜ、そうなるのか?
簡単に説明していきます。

 

整体でパニック障害が改善しやすい人

  • 首の痛みやコリが気になる
  • 抗うつ剤や精神安定剤を飲んでいない
  • 珈琲や甘いもの(砂糖)を大量に摂取しない
  • 咀嚼をよくしている

〇まず首について。

パニック障害で悩んでいる方は
ほとんどと言っていいほど、
首がこってたり痛みがあります。

最近では、医師でもパニック障害の原因は
首だ!と言われ始めていますが、
首だけが原因とは限りません。

といっても、首を調整すれば
症状が和らぐのは間違いありません。

〇薬について

薬を飲んでいない人ほど、整体を受けた
優しい刺激が反応しやすく、
リラックスに入ります。

リラックスになるのは副交感神経が
反応している証拠ですし、
筋肉の緊張も緩んできます。

薬を飲んでいる方は感覚はわかりづらく
なっているため、変化していても、
分かりづらくなっています。

〇珈琲や甘いものについて

まずは珈琲について。

珈琲を飲むとアドレナリンがでやすくなります。
簡単にいうと、興奮しやすくなります。

また、カフェインは大量に摂取すると、
不安感がでやすくなります。

珈琲約5杯分のカフェインを摂取すると、
パニック障害で悩んでいる人の50%以上が
パニック症がでると言われています。

なので、パニック障害で悩んでいるあなたは
まず、ノンカフェインを飲むようにしましょう。

減らすだけで緩和されていきます。

できるだけ、水を飲むのをお勧めします。

〇甘いものについて。

砂糖を含む飲み物やスイーツを食べると
血糖値が急激に上昇し、そして下がります。

下がったものをまた上げようとします。
その時に様々なホルモンが分泌されます。
この様座なホルモンは交感神経にも影響します。

交感神経が刺激されると、緊張状態になり、
動悸や不安感がでやすくなります。

なので、当院に通院して改善した人は
甘いものを控えるようにしてきました。

初めは大変でしたとよく聞きました。
ですが、治りたい一心で頑張ってきた
結果が、パニック障害を改善したのです。

〇咀嚼について

改善しやすい人にはこの咀嚼も
とても関係しています。

咀嚼は唾液の分泌を促します。
この唾液は免疫を高めるために
とても大切なものです。

同時に食べ物が唾液どろどろの
状態で胃に行けば、消化しやすくなります。

逆にあまり咀嚼が足りないと
胃で消化しづらくなり、
代わりに腸で消化しようとします。

本来、腸は消化するものではないので、
本来以上の働きをしてしまうので腸が
疲れてしまい、硬くなってしまいます。

そうなると、セロトニンが作りづらくなります。
(腸でセロトニンが作られています)
パニック障害が出る原因の一つは
セロトニン不足と言われています。

セロトニンを分泌しやすい食べ物を
摂取するだけでなく、しっかりと
咀嚼をしていけば、改善しやすくなりますよ。

次回は治りづらい人を書いていきます。